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Rodrigo Digão Braz(ds) ホドリーゴ・ヂガォン・ブラス(ドラムス)からのメッセージ動画
Amaro Freitasアマーロ・フレイタスと来日した
Rodrigo Digão Braz(ds) ホドリーゴ・ヂガォン・ブラス(ドラムス)からのメッセージ動画です。
翻訳字幕をつけてみました。
本当に素晴らしいライブ、素晴らしい演奏でした。
彼は昨年エルメート・パスコアルと共に来日しているので
既に日本のファンの方も多いと思います。
作曲家としても評価の高いホドリーゴ、日本でもアルバムが紹介されています。
彼のサウンドも是非チェックしてみてくださいね。
(ディスクユニオンのページリンクです。彼の2枚のアルバムの、動画での説明もある見応えのある紹介ページです。)
https://diskunion.net/clubt/ct/detail/1008409847
https://diskunion.net/clubt/ct/detail/1006737329
次の来日も楽しみです!!!!!
行ってきました!Amaro Freitasアマーロ・フレイタス@ブルーノート東京
昨年初来日で、もう3度目の来日となったブラジル・ヘシーフェ出身のピアニスト
Amaro Freitasアマーロ・フレイタスの初ブルーノート東京(3日間公演)の初日へ行ってきました。
また来日直前ということで10月20日(日)放送で彼のアルバム「Sankofaサンコファ/Amaro Freitasアマロ・フレイタス」(2021) を特集させて頂いておりました。
(その特集の番組詳細とオンエアーリスト)
https://www.facebook.com/TOYONOmodabrasilTokyo/posts/887371546830007/
なので、このアルバムは聴いていたのですが、
ライブ!!!!!
行って良かった!!!!!
今回は私のスケジュールの都合でインタビューがお願い出来なかったのですが
ライブもどうしても行きたかったのです。
別件でリオのマルコス・スザーノとメッセージのやりとりをしているうちに
アマーロのライブに行くと話すと、スザーノからアマーロに連絡を入れてくれました。
その時に
「O Amaro é incrível!Talento!Gente boa!(アマーロは信じられないぐらい素晴らしい。天才。そしていいヤツ!」
「絶対行くべき!」
という言葉とともに、
Robertinho Silvaホベルチーニョ・シルヴァ
Carlos Maltaカルロス・マルタ
Amaro Freitasアマーロ・フレイタス
Nilsinho Amaranteニウシーニョ・アマランチ
そして
Marcos Suzanoマルコス・スザーノ
という、同じく神で天才な人ばかり5人が写ったスザーノ共演後の写真を送ってきてくれました。
それほどライブに行き慣れない友人ふたりと、恐ろしく音楽もその他もセンスの良い友人を誘って4人で行ってきましたが
全員が全員、
アマーロと
共演の
Sidiel Vieira(b) シヂエル・ヴィエイラ(ベース)
Rodrigo Digão Braz(ds) ホドリーゴ・ヂガォン・ブラス(ドラムス)
3人が生み出す音に一曲目から虜になってしまいました。
3人が3人とも素晴らし過ぎる。
ステージからの空気感がきらきらしているというか…。
アルバムは聴いていましたが、ライブは更に更に良すぎる!
アマーロの曲は割合複雑な曲も多いのだけど、その複雑さが、予想外にかつ楽しげに好きな方向に躍動する、というか
“この瞬間に鼓動し始めた音なんだ”と感じられる。
その複雑さが、アマーロが核となってまとまり大きな音の渦になって、聴いてる私たちも巻き込まれ夢中にさせてくれる懐の深さよ。。。
天才が生み出すアンサンブルの素晴らしい時間を過ごしました。
そういったアマーロが描く景色のあと更に彼の存在感を感じたのは、ピアニッシモで演奏されたアンコール。
彼ひとり登場してアマーロの独奏でした。
アマーロという人間全てが伝わってくるような、強くて優しくてとても繊細なアンコールでした。
このようにXでは投稿しました。
「世界的評価も得る33歳の神懸かった天才。何よりオーディエンスをファミリーと呼び一瞬で会場を一体化させる包容力。同行のライブに慣れない友人達も瞬く間に大ファンに。聴くべき心の音楽の幸せ」
終演後、アマーロと話せました。
間違っている可能性も非常に高いのですが
セットリストはこのようだったかと…。
番組でオンエアーした曲も多く(◉)、番組を聴いて頂いた方には「あ!」と思って頂けたかもしれませんね。
AMARO FREITAS Y’Y
2024 10.25 fri
Amaro Freitas(p)
Sidiel Vieira(b)
Rodrigo Braz(ds)
1.「Ayeyeアイエイエ」(Amaro Freitas)◉
アルバム「Sankofaサンコファ/Amaro Freitasアマーロ・フレイタス」(2021) より
※ヨルバ語で祝賀を意味する言葉が楽曲タイトルとなっている。
2.「samba de Césarサンバ・ヂ・セザール」(Amaro Freitas)
アルバム「Sangue Negroサンギ・ネグロ/Amor Freitasアマーロ・フレイタス」(2016)より
※この曲調から「Césarセザール」はCésar Camargo Marianoのこと?かと秘かに思っているのですが…
ライブでは途中でガンザを使ったホドリーゴのドラムソロあり。
その後、アマーロによるモントゥーノ!トゥンバオといった方がいいのかな。
ブラジル人ピアニストのトゥンバオ、私は初めて聴きました。今は普通なのかな。
3.「Baquaquaバカカ」(Amaro Freitas)◉
アルバム「Sankofaサンコファ/Amaro Freitasアマーロ・フレイタス」(2021) より
※黒人奴隷としてブラジルに連れて来られるも、のちにニューヨークへ逃れ、そこで読み書きを学んだというMahommah Gardo Baquaquaマホンマ・ガルド・バカカをテーマにした。
※Mahommah Gardo Baquaquaマホンマ・ガルド・バカカ
ベルグー王国の属国である中央アフリカのズーグー(現在はベナンのジュグー市)出身。誘拐されブラジル・ペルナンブーコ州オリンダのパン屋でに約2年間働く間にポルトガル語を学んだ。
1847年ブラジルからニューヨークへのコーヒー輸出の際にニューヨークへ逃亡し、自由の身となった。彼の伝記は1854 年にアメリカの奴隷制度廃止論者サミュエル・ムーアによって出版された。
4.最新アルバム「Y’Y」(2024)より
「Mapinguari (Encantado da Mata)」 (Amaro Freitas)
「Uiara (Encantada da Água) - Vida e cura」 (Amaro Freitas)
「Viva Naná」 (Amaro Freitas)
「Dança dos Martelos」 (Amaro Freitas)
※プリペアードピアノも使う、というトークがあってからの演奏。アマゾンや水を感じるテーマ。
※楽曲名は自信なし。
5.「Gloriosaグロリオーザ」(Amaro Freitas/Brandee Younger)
最新アルバム「Y’Y」(2024)より
※アマーロのお母さんに捧げた歌
※会場全員のコーラスとともに。
6.「Encantadosエンカンタードス」(Amaro Freitas/Hamid Drake/Shabaka/Aniel Someillan)
最新アルバム「Y’Y」(2024)より
※8分の6拍子
E.アンコールはアマーロのソロ演奏)
「Sankofaサンコファ」(Amaro Freitas)◉
アルバム「Sankofaサンコファ/Amaro Freitasアマーロ・フレイタス」(2021) より
※18世紀のキロンボーラの指導者Tereza de Benguelaテレーザ・ヂ・ベンゲーラ(1700〜1770) が、ボリビアとの国境に近いマトグロッソ地方で20年以上にわたって黒人や先住民のコミュニティを率いて奴隷制度に抵抗した地域「Vila Belaヴィラ・ベラ」に敬意を表した楽曲。
※Sankofaサンコファ
西アフリカのガーナのアカン族の言葉で「過去からの学びを、未来へ生かす」という意味の、後ろを向いた鳥を描いたシンボルで、アフリカ系アメリカ人とアフリカのディアスポラ(=「移民」「植民」を意味する思想用語)にとって重要なシンボルとして知られており「成功した未来を構築するために過去を振り返る必要性」を表している。
※アマーロがニューヨークのハーレムで開催されたアフリカンフェアに出演した際、モンクやテイタムといった偉大なジャズ・ピアニストの出身地であることを考慮してか、このシンボル「サンコファ」がローブに描かれているのを偶然に見つけたことで興味を持ち、そこから深く学ぶことで、この新しいアルバムのコンセプトになったのだという。
※「奴隷制度以前の黒人の歴史には、古代の哲学が豊富にあり、私たち民族の歴史と強さを理解することで、私たちの願望や夢、希望がどこから来るのかを理解することができるようになる」とはアマ―ロ自身の言葉だ。
【インタビュー】ジョイス・モレーノ Joyce Moreno
ブルーノート東京公演で来日中のJoyce Morenoにインタビューさせて頂きました。
2018年番組スタートから間もなく、私自身の初めてのインタビュアーをさせて頂いたジョイスに、通算4回目のインタビュー。
今回は個人的に待望の!彼女の名曲の数々について直球で質問をさせて頂きました。
あの数々の名曲についてそれぞれ聴きたかったこと、それからあの名アルバム、名録音についてなど。
たとえば。
ここまでのモチーフはマウリシオで(と、実際にジョイスが歌ったくれたり)
(感涙!)
「Que bom que mulher pode chorar (女も隠れて泣かなくていいのよ 我慢しなくていい)」
って、いい歌詞よね
と私が歌ったら
凄くジョイスが共感してくれて。
その会話の中で思わず日本語で「はい」ってこぼれてしまったら
ジョイスも笑って。
自分でも自然と日本語が出てきてしまうほどジョイスとの会話に夢中になっていたみたいです。
いつもはインタビュー後にライブを聴かせてもらうのですが
私のスケジュールの関係でインタビュー前日にカルさんと鑑賞。
そのライブ、エドマール・カスタネーダとのコラボレーションについても伺っています。
ジョイスから
「MCB」("música criativa brasileira”ブラジルのクリエイティブな音楽・ブラジルの芸術的音楽、という意味になると思います。)
もう日本でも説明不要となっている
「MPBエミ・ペー・ベー」(”música Popular Brasileira"ブラジルポピュラー音楽)ではなく
「MCB」(エミ・セー・ベー)
なんだ、と。
その辺りも放送を楽しみにしていてくださいね。
今回も和やかなとても素敵な時間でした。
ライブ前の貴重な時間を本当に有難うございました。
そして、ブルーノート東京のスタッフのみなさん、いつも有難うございます。
インタビューのオンエアーなどの詳細については
ラジオ番組「TOYONO moda brasil」(提供:富士急グループ)
番組オフィシャルFacebookページ
https://www.facebook.com/TOYONOmodabrasilTokyo
番組公式(旧Twitter)「X」
https://twitter.com/TOYONOmdbrasil
を、フォローしてくださいね。
行ってきました!「金沢ジュニア・ジャズ・オーケストラJAZZ-21@横濱ジャズプロムナード」
先日初共演した際に
「東京に来ることとかある?」
「行きます!2週間後に」
「えー♡」
ということで、初共演から2週間後に
中高生中心の
金沢ジュニア・ジャズ・オーケストラJAZZ-21のみなさんとの嬉しい再会となりました。
「横濱ジャズプロムナード」はプロも出演する、横浜の街全体がステージとなる日本最大級のジャズフェスティバル。
選曲もオトナっぽく、聴き応えのあるものばかり。
聴きにきているジャズ通と思われる方々も、みなさん聴き入っていました。
Tom Kubisトム・クービスの「Two samba to go」(Tom Kubis)ではエレベで。
(ステージ後に聴くと、このエレベ奏者は彼女達のベースの先生なんだそうです。)
(タイトルは「サンバ」となっているけど、(私が秘かに愛する)エレベでのBaiãoバイアォンでのアプローチで、
個人的にもハマってしまいました。)
そのほか、フュリューゲルホンをフィーチャーしたボレロ
「La Luz En Ti(The light within you)」 (Michele Fernandez)や、たっぷり聴かせるドラムソロがあったり、
もう本当に大変爽快なステージでした。
彼らは翌日も板橋で演奏とのこと、
本当にお疲れさまでした。
バンドリーダーの本多彩紗子さん(Flugelhorn)と。
打合せ with 越田太郎丸さん for 11/27「TOYONOアクースチコ」@JZbrat
太郎丸さんとの打合せ。
来月に迫ったライブの最終的な選曲の打合せです。
今まで積み重ねてきた充実のセットリストを基に
更に磨きをかけたり、逆に削ぎ落としたり。
ブラッシュアップさせてます。
ここに傘、忘れました。
高輪ゲートウェイ。。。
みなさんのお越しをお待ちしております。
毎回大好評を頂いている「TOYONOアクースチコ」の新規公演が決まりました。
豪華メンバーでお届けします。
#toyono #越田太郎丸 #柏木広樹 #林正樹 #maiko #西嶋徹 #岡部洋一 #JZbrat
#TOYONO moda brasil
みなさんにお会いできるのを楽しみにしております。
↓ライブの様子、是非ご覧ください。
2022年ライブレポート
https://toyonomoderno.jp/free/report20220823
ダイジェストムービー
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2年前よりスタートし音楽評論家・佐藤英輔氏からも絶賛を浴びる「TOYONOアクースチコ」。
現代的なポピュラー音楽と伝統的ブラジル音楽のエッセンスを融合させたTOYONOの音楽は、聴く人の心を新たな音楽の世界へと誘う力を持つ。
越田太郎丸による絶妙なストリングスアレンジとTOYONOの凛とした歌声が織りなすブラジル音楽は、心地良いグルーヴと魅力が最大限に引き出され、更なる熱狂を呼び続けている。鮮やかな輝きが広がる一夜はブラジル音楽ファンはもちろん、音楽好きなら誰もが楽しめる至極の音楽体験となる。
TOYONOと共に日本におけるブラジル音楽の発展を体現してきた岡部洋一、越田太郎丸をはじめ、長年培ってきた信頼関係が生み出す絶妙な相性の良さを誇る豪華なミュージシャンが再び集結。今回はレギュラー出演の榊原大(piano)に代わり林正樹(piano)が出演する。
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■ 公演概要
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ラジオ番組「TOYONO moda brasil」presents
TOYONO
acústico アクースチコ
■出演
TOYONO vocal
越田太郎丸 guitar
柏木広樹 cello
林正樹 piano
maiko violin
西嶋徹 bass
岡部洋一 percussion
talk guest
メストリ・カルー鈴木
■日時:2024年11月27日(水)
open17:30 start19:00(入替なし)
■会場:JZ brat Sound of Tokyo
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2階
03-5728-0168
■ミュージックチャージ:予約6500円/当日7000円(税込)
■チケット予約・お問合せ
電話予約:JZbrat Sound of Tokyo 03-5728-0168 (平日14:00~18:00)
WEB予約:http://www.jzbrat.com/
■後援:富士急グループ/調布エフエム放送株式会社/FM千里83.7MHz
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