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行ってきました!2024.9.29.Gilberto Gilジルベルト・ジル@高崎芸術劇場
昨日、高崎公演、行ってきました!!!!!
3日間のツアースケジュールのうち、唯一私が行けたのがこの日。
(普段ほとんど乗らない北陸新幹線に週に2度乗れました。)
番組6周年スペシャルのスザーノとの打合せでも
いつもかなり辛口のスザーノが
「ジルの今回のツアーも凄くいいぞ。」
「ジルの調子もすこぶるいい。」
と大絶賛していた来日公演です。
私の師匠であるスザーノの、私が思うスザーノの3人の師匠のうちのひとりジルベルト・ジル。
ジルのツアーメンバーとなったことで、スザーノの存在と魅力が全世界に伝わったのは間違いないと思うので、ジルは私の大師匠でもあると勝手に思わせて頂いてます。
アルバム「Unplugged/Gilberto Gil」(1994)より
スザーノとセルソ・フォンセカ、アウトゥールがメンバーという、、、リアルタイムで観たかった!
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メンバー
Arthur Maia : Contrabaixo
Gilberto Gil : Violão
Marcos Suzano : Percussão
Jorginho Gomes : Bateria
Lucas Santtana : Flauta
Celso Fonseca : Violões
※「アコースティック -MTV アンプラグド」映像作品もあり
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群馬での開催とあってブラジル人のオーディエンスも多く、
(他の会場もそうだったのかもしれませんが)
コール&レスポンスもまるでブラジルで聴いているかのようなコンサート。
「一緒に歌って」という場面も、ブラジレイロスの客席からの歌声が多く聴けました。
終演後、お会いした方からも
「TOYONOさんは一緒に歌ってたんでしょ?」と問われましたが、
私も一緒に歌える歌はほぼなく。
「Não chore mais」(ボブ・マーリーの「No Woman, No Cry」をジルがポルトガル訳詞で歌ったカヴァー曲で、ジルの生涯最大のヒット曲(1978年5ヶ月間のヒット))でさえも、
わかりやすい「Não chore mais」のサビ部分しか歌えず。
あとは、「palco」のリフレインと、「aquele abrços」を両手を広げて歌うぐらい。
そのほかはお孫さんのフロール・ジルが歌った「イパネマの娘」「ムーンリヴァー」。
(絶品の歌声でした。)
番組で特集した際も、ジルの人生、ジルの音楽を追うには全然時間が足りず。
私がセレクトしたジルベルト・ジル特集(前後編)も、自分でも何度も聴き直すほどとても気に入ってはいましたが
そんなものは余裕で超えていってしまうジルの懐の深さ。
スザーノは
「ジルベルト・ジルの天才的な頭脳からしか生まれない。
ジルの音楽は私たちブラジル人の音楽のひとつのジャンルでもある。」
と言っていましたが、
まさしくそれを実感しながら、彼が作ってきた偉大な足跡に感謝をしながら、ジルの姿を追っていました。
82歳という年齢をも超越した圧巻のパワー。
アルバム「OK OK OK /Gilberto Gil ジルベルト・ジル」(2018)のリリース2年前には腎臓の手術の為80日間入院し、その後この新作ばかりのアルバムを制作するパワーにも驚かされましたが、そのパワーは益々大きくなっている。
(アルバム「OK OK OK /Gilberto Gil ジルベルト・ジル」(2018)特集)
https://www.facebook.com/TOYONOmodabrasilTokyo/posts/370170310277978/
ラジオ番組「TOYONO moda brasil」での
「来日間近!ジルベルト・ジル特集 」はこちらです。
50年以上にわたりブラジル音楽を牽引、巨星ジルベルト・ジルの16年ぶりの来日公演が決定。ジルベルト・ジルを特集する。
vol.1.
https://www.facebook.com/TOYONOmodabrasilTokyo/posts/848687560698406/
vol.2.
https://www.facebook.com/TOYONOmodabrasilTokyo/posts/844292034471292/
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50年以上にわたりブラジル音楽を牽引、巨星ジルベルト・ジルの来日公演が決定。
Gilberto Gil “Aquele Abraço Japan Tour 2024”(ジルベルト・ジル“アケリ・アブラッソ・ジャパン・ツアー2024)
■京都
2024年9月26日(木)ロームシアター京都 メインホール
■東京
2024年9月27日(金) めぐろパーシモンホール 大ホール
■群馬
2024年9月29日(日) 高崎芸術劇場 大劇場
https://www.gilbertogil2024.jp/
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終演後、高崎駅に向かう道中で岡部洋一さんに遭遇。
当日15時に、行くことを決めたそうです。
私にとっても「神」のひとりの岡部さんと
「神」のステージで会う。